1. 構造・サイズ・外観
リシェイピングシートの構造

- 構造・サイズ・外観は、クリーニングシートと同じです。
- 異なっているのは、ゲルの種類(硬度と粘度)、および砥粒の種類と含有量です。
- 砥粒として、研磨性の高い切れ味の良い、ダイヤモンド粉末を十分加えている点が異なります。
次の理由により、シート寿命が⾧く、加工能率の高い「リシェイピングシート」となります。
- 切れ味のよいダイヤモンド砥粒が、プローブを加工します。
- ダイヤモンド砥粒は、メラミンスポンジに支えられているので、ゲル層の下に沈殿しません。
- 低硬度、低粘土のゲルは、プローブ挿入の穴を速やかに復元して、連続的な加工ができます。
2. 加工事例
P7プローブの加工例 透過画像
プローブ材料 : P7
テーパ角度 : 6°

Before

After

Before

After
3. 加工結果の他社との加工能率比較

Before

After

弊社の場合:
2,000回のタッチダウンで、先端径を
33μから16μに半減。17μ減少。
加工能率 4倍以上
(50μ径を16μ径にするには、
更に10K以上のT/D必要との想定)
他社の場合:
25K(25,000)のタッチダウンで100μ径を50μ径に半減。
4. 他社とのシート消耗量の比較
同じ位置で、加工のために何回プローブを刺せるか?
ITS社 | 弊社 |
---|---|
1回 | 100回 |
プローブを刺した穴が塞がらないので、1回刺すと、加工できない。 その都度、別の位置で刺す必要がある。 | 特殊ゲルであり、プローブを刺した穴がプローブを抜くと塞がる。 100回までは、加工能力低下が少ない。 |
すなわち、シート消耗量は他社の、1/100以下になる。